HOT ! 望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員　望月玉泉翁　三周忌追悼記念）」 望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員望月玉泉翁三周忌追悼記念）」

望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員望月玉泉翁三周忌追悼記念）」。望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員望月玉泉翁三周忌追悼記念）」。望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員望月玉泉翁三周忌追悼記念）」。「帝室技藝員」であった日本画家「望月玉泉（もちづきぎょくせん）」の三周忌追悼記念に、その子である日本画家「望月玉渓（ぎょくけい）」が画いた燕蒔絵丸盆です。煎茶道具　夜寒焼　凌古堂造　引分　番茶碗　九客　合計18客　共箱　M　R4403。木地溜塗の菓子盆の裏には直筆とされる画号と花押が（写真８）。朝鮮美術　李朝　高麗白磁　鉢　碗　時代箱　V　R4447。確かに、羽毛まで緻密に描かれた燕は、崇高で高貴さを感じます。鍋島焼　鍋島青磁　花刻　盤　皿　時代箱付　M　R8806。大きさ重さはおよそ次の通りです。和食器　永楽善五郎作　仁清写梅皿　銘々皿　五客　共箱　V　R8935。著名な両日本画家については以下の【】の解説（ネットからの部分引用）を参考にしていただければ幸です。中国　新渡　染付　山水紋筆入　送料込み250717。代々御用絵を描いてきた望月派は、御所にも出入りを許された家系。NO364 長沼焼　染付け印版小皿4枚　福島県。】玉泉三周忌追悼記念の特別の作品であり、経年が１００年以上の希少で貴重なアンティークな漆芸品です。九谷焼　古九谷　色絵青粒金彩　桜牡丹文　飾皿　V　R8914。。望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員望月玉泉翁三周忌追悼記念）」。生前お茶（裏千家）を趣味にしていた母が譲り受けた茶道具の一つです。共箱、青いウコン布、蓋に箱書き、「丸盆」、裏に「望月先生直筆之塗　塗物師」と落款印「宗與？」が、消された跡も（写真１０～１４）。薩摩焼　古薩摩　錦山水文　茶入　茶壷　時代箱付　M　R4185。萩焼　川瀬竹春作　種字文　菓子鉢　共布共箱　M　R8934。難しい崩し字ですが「望玉渓」と判読、花押とも「望月玉渓」の字体と一致が確認出来、箱書きは「玉渓先生の手による燕蒔絵と画号・花押、この塗りは塗師（ぬし）・宗與による」と解釈出来ます。ちなみに、画家「望月玉渓」は特に花鳥画を得意とし、崇高で高貴な作と画壇で高い評価。人間国宝 金城次郎 壷屋焼徳利 栞 共箱 美品 手づくり壺屋焼シール 魚紋徳利。朝鮮　李朝　黒釉壷　鶴首瓶　時代箱付　M　R4425B。また、塗師「宗與」は、千家十職の一つの塗師中村家「中村宗哲」の歴代なのでしょうか、関連は不明です。なお、中村家は明治以降は茶道具の塗師専業。茶道具 赤楽茶碗 野点 時代物(A806)。青磁　鉢　茶道具　和食器　花柄　飾皿　手練り　C264。丸盆は、直径２４ｃｍ、高さ１．８ｃｍ、重さ１２５ｇです。共箱は、２６ｃｍ四方、高さ４．３ｃｍ、重さ４７５ｇです。タイ古陶磁　スンコロク　宋胡録　合子　蓋物　箱付　M　R8933。煎茶道具　常滑焼　山田陶山作　紫砂　朱泥　漢詩刻　急須　V　R4355。【「望月玉泉　１８３４～１９１３年（大正２年）」は明治～大正にかけて活躍した四条派の日本画家、現在の「重要無形文化財（人間国宝）」の前身とされる「帝室技藝員」であった。その子「望月玉渓　１８７４～１９３８年（昭和１３年）」は父に師事し望月派５代目を継ぐ。萩焼 水指し 松綠。人間国宝 金城次郎 海老文カラカラ 栞 共箱 美品 壺屋焼 やちむん 海老2匹。「帝室技藝員」とは、戦前の日本で宮内省によって運営されていた、美術家や工芸家の顕彰制度。日本の優秀な美術家・工芸家に帝室（皇室）からの栄誉を授けて保護し、更に斯界の奨励、発展を図ろうとした制度で明治２３年設置、昭和２２年廃止。日本画家　郷倉千靱作　染付釉裏紅　花文　急須　共箱　M　R4346。朝鮮美術　李朝　新高麗　鶏竜山三島絵　茶碗　銘緑毛　有馬頼底極め箱　VR8892。共箱、共布は汚れや変色、キズなどは否めませんが、丸盆には目立つような汚れや傷みはなく状態は比較的良好と言えます。アンティークコレクションだけではなく、お茶道具（菓子器）として活用していただければ幸です。中国　乾隆年製款　粉彩　百美図盤　皿　M　R8820